6月に入り、梅雨入りも秒読みですね。
梅雨に入る頃から使い始めることの多い、車のエアコンですが、つけた時にいやーな臭いがして困ったことありませんか?
そこで、車のエアコンの臭いの原因と、日ごろのお手入れや掃除方法についてまとめてみましたので、参考にしてみてくださいね。
車のエアコン 臭いのは何故?
車のエアコンの臭いの原因は、家庭用のエアコンと同じく、カビです。
エアコンの内部は、使用するたび結露しています。
この結露に埃や汚れが付着して、エアコン内部にカビが繁殖してしまうのです。
つまり、吹き出す臭い空気には、カビの胞子がたっぷり含まれていることになり、狭い車内はカビの胞子が充満している、とも言えますね。
そう考えると、ちょっとこわくて放置できませんよね。
車のエアコンの臭いは、日ごろのお手入れで予防
まずは、普段の使い方を見直して、カビが繁殖しづらい状態を作りましょう。
カビは湿気が大好きですから、逆に湿気を除去してあげればカビは生えにくくなります。
ドライブが終わったら、必ずエアコン内部を完全に乾燥させましょう。
手順は、下記の通りです。
- エアコン(ACスイッチ)をオフにします
- 窓を開けます
- 温度・風量を最大にして、10分ほど暖房をかけます
暖房をかける時間は、10分ほどすると完璧なのですが、どうしても時間のない時は1~2分でも効果があります。
車のエアコンの臭いは、フィルターの交換&掃除でシャットアウト
家庭用のエアコンと同じように、車のエアコンにもフィルターが付いています。
エアコンフィルターを、交換したり掃除したりすることで、車のエアコンの臭いを改善することができます。
実は、自動車メーカーでは、1年ごとのフィルター交換を推奨しています。
交換の時期は、エアコンを本格的に使用する前の、梅雨に入る前の時期が良いでしょう。
フィルター交換の方法は、車種ごとに異なりますので、取扱説明書を確認してくださいね。
交換用のエアコンフィルターは、車種によって適合するものが違いますので、ご自分の車種にあったものを購入しましょう。
ディーラーやカー用品店、ネットで購入することができ、値段は約2,000円~5,000円ほどです。
また、フィルターは掃除することもできます。
こまめに掃除をすると交換の頻度を下げられますね。
基本的には水ですすぐだけでOKですが、メーカー純正品などでは水洗い不可のものもあるので、説明書を確認することをお忘れなく。
水洗いできる物で、ヤニ汚れなどが気になる場合には、中性洗剤を薄めて30分ほど浸け置きすると良いでしょう。
カーエアコンのフィルターは柔らかいタイプのものが多いので、掃除機をかけると変形する可能性がありますから、掃除機の使用はNGです。
洗ったフィルターは、乾いたタオルなどの上に置いて、自然乾燥させます。
まとめ
車のエアコンのフィルターの交換や掃除は、DIYでも可能ですが、とにかく取扱説明書をよく確認して、その手順に従って行いましょう。
無理をして故障をしてしまったら、よけいにお金がかかりますから、難しいと感じたら、迷わずプロに頼んでくださいね。