気づいたらなんだか床が白っぽい?
床にいつの間にか白いシミが!
それ、実はフローリングワックスの「白化」かもしれませんよ!
今回はフローリングワックスが白化する原因から対策までわかりやすくお教えしたいと思います。
フローリングワックスが白くなる?白化する原因とは
フローリングワックスって、そもそも「水分」が天敵です。
仮に、水をこぼしたままでいるとそこだけフローリングワックスが剥離してしまったり、白くなって白化が起こります。
つまり白化して白くなっている場合は、汚れなどではなく「フローリングワックス」が劣化したようなものです。
ちなみに「水分」と言っても色々ありますよね。
そこで日常で起こりうる原因を下記のようにまとめてみました。
布団やカーペット
長時間敷きっぱなしにしていると汗で湿気がこもりますよね。
湿気も水分なのでフローリングワックスを白化させてしまうことがあります。
アルコールなどの液体
アルコールスプレーやファブリーズなど皆さんもよく使われると思います。
けど、床に直接吹きかけてそのままにしているとそれも白化の原因になるんですよ。
雨水
窓際や歩いたところに雨水が垂れたまま長時間放置すると、白化が進んで気づくと白くなってしまったという事もあります。
他にも、スチームクリーナーやアイロンも気をつけたいところです。
フローリングワックスが白化!そんな時にはコレを試してみよう!
フローリングワックスが白化している場合は、まず「ワックスの層がどこまで白化しているか」を考えます。
対策としては「今塗ってあるフローリングワックスの層をどこまで削るか」になります。
まずは軽度の場合に試したいのは「油」です。
サラダ油をメラミンスポンジやナイロンたわしなどにつけてこすってみます。
フローリングワックスを少し削り取っていく感覚ですね。
なのであまり力を入れてゴシゴシはダメです。
そこまで水分やアルコールなどが染みてない場合はこの方法である程度目立たなくなりますよ。
白化した部分が取れたら出来れば仕上げに以前塗ってあったワックスと同じものを塗っておきましょう。
多少艶などは違いますが、白化した部分が目立たなくなるのは嬉しいですよね。
さて、次はこれでもダメな場合です。
残念ですが、ワックスを塗り直すしかありません。
しかし、面積によっては「部分補修」か「全て塗り直し」かで違ってきます。
フローリングワックスの塗り直しは意外と簡単?
床一面ならワックスを全て落として塗り直した方が早いですがほんの一部分、ここだけ!という場合は「部分補修」の方が良いと思います。
やり方は意外と簡単です。
まずはワックスを部分的に落としたいので、白化してしまった部分をマスキングテープや養生テープなどで囲みます。
囲む際、囲みの外にはビニールを覆うように貼りつけましょう。
ちょうどドラマの手術シーンとかで穴が空いていて、そこだけ作業するみたいなイメージです。
テープを貼る時は浮いているところから薬剤が漏れないようにぴっちり貼っておきましょう。
終わったら今度はワックスの剥離剤をハケやスポンジで少したっぷりめに塗っていきます。
数分待つと表面がドロドロしてくるので、それをプラスチック製のスクレーパーなど傷がつきにくいものでこそげ取ってやります。
ワックスがあらかた取れたら、今度は固く絞った雑巾で拭いて下さい。
これを何度も繰り返してください。
表面にツヤなどが残っていなければワックスは取れていますよ。
最後にしっかり乾いた雑巾で乾拭きをします。
その後しっかり乾燥させて、養生しているテープやビニールを新しいものに貼り替えます。
あとは改めてフローリングワックスを薄塗りして、しっかり乾かせば完成です。
他のところと比べると塗り直している分ツヤなどが違いますが、白くなっているよりは目立たないかと思いますよ。
まとめ
さて、いかがだったでしょうか。
気づいたら床に白いシミが、なんてぞっとしますよね。
予防策としては、しっかり水分を残さない!
これに尽きます。
ワックスに水分が染み込まない内に拭き取るように心がけましょう。