トイレの床がベタベタして、
なかなかスッキリ落とせないとお悩みのあなた。
実はトイレの床につく汚れには
いろんな種類があることをご存じですか?
汚れによっては、トイレ用のお掃除シートだけでは
落ちないものもあります。
今回はそんなトイレの床、
特にビニール床のベタベタ汚れをサラサラに落とせる掃除方法と、
ベタベタさせない予防方法をご紹介したいと思います。
トイレの床がベタベタする原因となる汚れの種類とは?
まずトイレの床の材質は大抵、ビニール床(クッションフロア)です。
触ると少し柔らかい感じで、木目調のものが多いです。
そんなトイレの床をベタベタさせる原因は、さまざまな汚れにあります。
・キッチンから持ち込んだ油汚れ
・足の裏からついた皮脂
・尿の飛び散りとホコリが混ざったもの
・湿気を吸ったホコリ
・トイレマット裏の滑り止め
スリッパを分けていない場合は、
他の部屋からトイレに汚れを持ち込んでしまうことになります。
そんな持ち込まれた油汚れや皮脂汚れなどの汚れが、
溜まったホコリと混ざるとベタベタする原因になってしまいます。
また、男性が立ったまま用を足した場合、意外と尿が飛び散っています。
それがホコリなどと混ざってトイレの床に張り付いてしまうと、
これもベタベタの原因になりやすいです。
ビニール床のベタベタをサラサラに落とす掃除方法
トイレの床を掃除するのに、
一番使い勝手が良いのはクエン酸です。
クエン酸はアンモニアを落とす効果も高いですし、
消臭効果も期待できます。
クエン酸水の作り方と掃除方法
クエン酸を使う際は、
水に溶かしてクエン酸スプレーを作りましょう。
水100mlに対し
クエン酸を小さじ半分程度溶かしてください。
毎日の掃除なら、クエン酸スプレーをトイレの床に吹きかけ、
クイックルワイパーで拭き取ればスッキリします。
トイレの床がベタベタしている場合
まずは掃除機かお掃除シートで
ホコリをしっかり取り除きます。
次に、クエン酸スプレーを吹きかけ、
すぐに雑巾で拭き取ります。
ひどい汚れの場合には、スプレーで吹きかけて5分ほど置いてから拭き取ってみてください。
ベタベタが取れるまで、サラサラになるまでこれを繰り返しましょう!
トイレマット裏の滑り止めが原因の場合
マットの滑り止めのあとがビニール床にくっついて
ベタベタとして残ってしまうこともあります。
その場合には、サラダ油を使ってみましょう!
サラダ油をベタベタ部分に垂らし、
キッチンペーパーなどで薄めに塗り広げます。
その後キッチンペーパーで乾拭きし、
油分を取る為に台所用洗剤か床用洗剤を使って掃除します。
水拭きして洗剤成分を落としたら最後に乾拭きをしましょう。
トイレの床をベタベタさせない予防方法
トイレの床のベタベタを防ぐには、
やはり汚れを溜めないことが重要です。
そのためにはこんなことに気をつけてみましょう。
・トイレ用のスリッパを使う
・トイレマットを使用し、こまめに洗って敷きっぱなしにしない
・一日に一度はお掃除シートやクエン酸スプレーでさっと拭いておく
他にも、換気扇はしっかり回しておきましょう。
換気扇を回すことで、ホコリを含んだ空気や湿気がこもりにくくなります。
なるべくトイレの床にホコリを溜めない、
湿気をこもらせない、汚れをつけないことが大切です。
まとめ
やはりトイレの床のベタベタを防ぐ為には、
日頃のお手入れは欠かせません。
特にビニール床は色んな汚れと混ざってベタベタしやすいので、
毎日気づいた時にお掃除シートでさっと拭く習慣をつけましょう。
クエン酸スプレーも常備しておけば掃除もしやすいです。
ちょっとしたひと手間で
不快なベタベタ汚れを予防し、サラサラの床にしていきましょう。