気づくと出来ている衣類の頑固なシミ。
お気に入りの服はもちろんですが、毎日着るシャツについていてもガッカリですよね。
そんな普段のお洗濯だけでは取り切れない頑固なシミについて今回はご紹介していこうと思います。
頑固なシミの原因は?
シミが出来る原因は、衣類の繊維の中に取り切れていない汚れがあるからなんです。
食べこぼしや皮脂汚れ、汗などが洗濯で取り切れていないと繊維の中に残ってしまうんです。
ぱっと見きれいに見えていても、実は柄物で見えなかったり時間をかけてシミとして浮き上がってくるものもあります。
しまい込んでいた衣類なら蓄積した皮脂や汗、普段着ているものもそうですね。
食べこぼしではミートソースやカレーなどはシミになると最悪ですよね。
また、まれに洗濯後に青いシミが出来るという話も耳にします。
これは水道水に含まれる銅イオンが洗剤と反応して青くなってしまったり、水がいっぱいになる前に洗剤を衣類に直接かけてしまうことでも青くなってしまうんです。
以上のようにシミと言っても色んなものがありますね。
頑固なシミの落とし方はこちら!
タイプ別にご紹介します!
シミには水に溶けるものと油系のものがあります。
なのでそのタイプに合わせて洗剤ややり方を使い分けていきましょう!
では、順番にご紹介していきます。
衣類の黄ばみ、古いシミの落とし方
まずはシミ部分に台所用洗剤(油汚れに強いものがオススメ)をつけて歯ブラシで叩いていきます。
次にセスキ炭酸ソーダの粉末をシミ部分にサラサラと振りかけます。
そしてその上からワイドハイターなどの酸素系漂白剤(液体のもの)をかけます。
このまま30分から1時間ほど置いておきます。
その後はドライヤーで30秒から1分ほどシミ部分に熱風を当てましょう。
最後は洗剤を中和させる為にクエン酸(粉末)をふりかけて熱湯をかけます。
仕上げとしてお湯などでしっかりとすすぎましょう。
もし1度で落ちなければ根気よく工程を繰り返しましょう。
この方法は、色柄物だと脱色してしまう場合があるので注意して下さいね。
洗濯後の青いシミの落とし方
シミが薄い青色ならば、しばらくお湯につけておきます。
そうすると残っていた洗剤が溶けだすので、後は無蛍光の洗剤で普通に洗濯しましょう。
もしくはワイドハイターなどの酸素系漂白剤を混ぜたお湯につけ、お湯でしっかりすすいで乾かすのもオススメです。
さて、それでも落ちない青いシミにはこの方法を試します。
1リットルの水に洗剤を小さじ2とワイドハイターなどの酸素系漂白剤を加えて30分くらい鍋などで煮ます。
自然に冷めるのを待つか水を加えて触れるくらいになったらもみ洗いをしましょう。
またはお酢など酸性のもので洗うのも一つの手です。
70〜80℃くらいのお湯にお酢を10%になるように加えてもみ洗いします。
最後はしっかりとすすぎましょう。
黄色いシミの落とし方
まずはシミ部分をしっかり濡らします。
次に、ワイドハイターなどの酸素系漂白剤をシミ部分に垂らしてさするように馴染ませてすすぎます。
これで落ちなければ、次は酸素系漂白剤の粉末を使いましょう。
粉末を40〜50℃くらいのお湯に溶かして衣類を最低1時間から様子を見て1晩ほど漬け込みます。
落ちているようならしっかりすすぎ洗いをしましょう。
また、黄色いシミと言えば代表的なのはカレーですよね。
落ちないまま染み付いてしまったカレーなどの汚れには日光が一番です。
シミ部分に食器用洗剤(油汚れに強いもの)をつけ、裏からタオルなどをあてます。
水を含ませながら歯ブラシで叩いていきましょう。
あとはすすいで漂白剤をシミ部分につけて洗濯機で洗います。
おしゃれ着なら台所用洗剤の代わりにクレンジングオイルと水を同じ分量で混ぜて使えばOKですよ。
洗い終わったらしっかりと日光に当てましょう。
日光の紫外線がカレーの成分をうすくしてくれます。
頑固なシミになる前に!
ここに気をつけてみよう
落とし方はありますが、なかなか手間ひまかけないと落ちませんよね。
なので大事なのはやっぱり予防策です!
皮脂汚れや汗は目に見えにくいですが、洗濯の際に気をつけることがあります。
たくさん汗をかいたり汚れのひどいものは一度漬け込んでから洗濯しましょう。
ぬるま湯に洗剤を溶かして30分から1時間くらいを目安に漬け込みましょう。
洗濯する時は詰め込みすぎにも注意してくださいね。
また、食べこぼしなどのシミはなるべく早く洗う事を心がけましょう。
大まかに汚れを取る時は、シミが広がらないようつまみとるようにすると良いですよ。
もしそのまま洗濯して取れなさそうでしたら、さきほどご紹介した方法の後に洗濯してみてくださいね。
まとめ
さて、いかがだったでしょうか。
やっぱりシミや黄ばみは手強いですよね。
洗剤をしっかり使い分けて漬け込みもみ洗いですっきり汚れを落としましょう。
ちなみに洗剤は液体より粉末の方が汚れが落ちやすいですよ。
液体がダメなら粉末を試してみるなど、根気よくやってみましょう。