フローリングって普段乾いているように見えても
なんだかべたつきが気になる、ということありますよね。
そんなフローリングのべたつきの原因にはいくつか種類があります。
今回はそんなイヤなフローリングのべたつきの対処法をご紹介したいと思います。
フローリングの気になるべたつきの原因は?
フローリングのべたつきの原因は主に「汚れ」です。
そしてそんな「汚れ」にはいくつか場所や要因によっても種類があります。
油汚れや食べ物のカス
よくあるのがキッチンの床のフローリングですよね。
普段目立つ汚れはお掃除していても、なかなか目につきにくい油汚れは意外と蓄積しています。
また、キッチンは食材を使うのでどうしてもカスなどが気づかないうちに積み重なっていることも。
足やスリッパの汚れ
実は一見キレイに見える足の裏やスリッパも、気づくと汚れを運んでいるんです。
素足や同じスリッパで家中歩き回るという方は要注意。
キッチンの油汚れや皮脂汚れが気づかないうちにフローリングに広がっていることがあるんです。
フローリングワックスの劣化
フローリングワックスは劣化してくると、だんだんべたつきが出てきます。
そうするとだんだん汚れがつきやすくなったり、湿気など影響を受けやすくなって汚れやすくなってしまうんです。ワックスが黒ずんでいるように見えるのも、ワックスの劣化と汚れです。
べたつきの対処法は種類別に合わせてかしこくお掃除
さて、べたつきの原因を見て「ウチももしかして?」と思われた方は必見ですよ。
べたつきの落とし方は種類別に対策すれば簡単にお掃除できます。
油汚れが多いキッチンには重曹水
濃度3%から5%くらいの重曹水をぬるま湯で作りましょう。
雑巾を浸してしっかりと絞ってべたつきの気になるところを拭き取ります。
最後に乾拭きすればOKです。
リビングなどのフローリングにはクエン酸水
こちらも濃度5%ほどでクエン酸水を作ります。
重曹水と同様、あとは雑巾を浸してしっかり絞って拭くだけです!
最後に乾拭きもしっかりしましょう。
よく洗剤を使うとぬるついたりしますが、クエン酸などだと成分も安心ですしさっぱりと仕上がりますよ。
クエン酸の代わりに酢水(水1Lに酢を大さじ2)でも良いですが、最初は少しにおいが残ると思います。
徐々ににおいは消えますが、気になる方はクエン酸の方をオススメします。
今回ご紹介したお掃除方法はあくまで「水拭き」に適した床の方法です。
もし「耐水性ではない」フローリングワックスを使っている床などには適さないので注意してください。
そしてアルカリ性の強めの洗剤を使ってお掃除してしまうと、ファローリングワックスが溶けてしまうことがあります。
それで今回紹介したクエン酸か中性洗剤を使ってお掃除するようにしましょう。
フローリングワックスでキレイなフローリングを手に入れよう!
せっかくキレイにしたのなら、少しでもそのまま維持したいですよね。
掃除の後は、フローリングワックスを使ってみましょう。
ホコリやゴミをキレイに取り除き、しっかりとお掃除した後ならフローリングワックスを塗る準備はバッチリです。
フローリングワックスをしておくと表面がコーティングされるので、お掃除もしやすくなりますよ。
商品によっては汚れがつきにくいものや天然成分のものもあります。
自分にあったものを探してみるのも楽しいですよ。
ただしフローリングワックスは約半年ほどではげてきたり劣化してきます。
基本的には薄塗りで2度、3度までは重ね塗りが出来ます。
半年に1度くらいのペースでメンテナンスしてあげましょう。
また、劣化したフローリングワックスや厚くなったものは1度剥離剤を使ってワックスをキレイに落としてから再度塗るとまたキレイに仕上がりますよ。
まとめ
いかがだったでしょうか。
ワックスのべたつきの主な原因はワックスの汚れと劣化がほとんどです。
その他に油汚れ、皮脂汚れなどもあります。
それでベタついている時には以下の方法を試しましょう。
ここで最後にポイントをまとめておきます。
- 油汚れには重曹水
- 皮脂やホコリなどのお掃除にはクエン酸水
- ワックスの汚れにはワックスを剥離する
- キレイを持続したいならフローリングワックスを塗ってみる
どうしても気づくと汚れはたまってしまいます。
普段から気になる汚れはささっと掃除する習慣も身につけましょう。