フローリングワックスを塗ってしばらく経つしそろそろ塗り直そうかな、とお思いのあなた。
フローリングワックスはもう一度そのまま塗るより、落としてからの方が良いって知ってますか?
実はフローリングワックスは間違えると汚れの原因になるんです!
でも、ポイントをおさえればキレイに簡単に仕上がりますよ。
フローリングワックスって1度落としてから塗った方がいいの?
フローリングワックスははげてきたらまた上から塗ればいいや、というのは実は間違い。
落とさずに塗るとデメリットが色々あるんです。
まず、そのまま塗ってしまうとはげてしまった部分とコーティングが残った部分とで見た目の差が浮き出てしまいます。
また、キレイにホコリやゴミが取り切れないので落ちない汚れにもなります。
また、隅っこの方など普段誰も歩かないところだと蓄積したフローリングワックスが劣化して黒ずみ汚れやベタつきが出てしまうこともあるんです。
せっかく塗り直すならキレイに仕上げたいですよね。
そこで次は落とす為の準備からご紹介していこうと思います。
フローリングワックスを落とす時に必要な道具は?
フローリングワックスを落とすには、まず「剥離剤」というものを用意します。
俗に言う専用のクリーナーみたいなものです。
出来れば使用したワックスと同じメーカーが良いと思います。
ただし床材はご家庭によって変わると思いますので、説明書きはちゃんと読んでおきましょう。
剥離剤の他にはワックスを落とす専用のブラシもあると重宝します。
普通のスポンジよりブラシだと先端が硬めなのでしっかり落とせますよ。
あとはこんなものを用意しましょう。
- バケツ
- ぞうきん(水拭きと仕上げ用)
- ハケ(剥離剤を塗る用)
- スクレーパー(金属製でないもの)
剥離剤や専用ブラシ以外は百均などで揃うと思います。
スクレーパーはワックスを剥がす時に使用します。
なので傷のつきやすい金属製は避けましょう。
よく百均のキッチンコーナーで見かけるシリコン製のスクレーパーなどでも十分使えるかと思います。
フローリングワックスの落とし方はポイントを抑えれば簡単!
まずは剥離剤(クリーナー)を床に塗ります。
ここでのポイントは、たっぷり塗ることと一度に床全部に塗らないことです。
剥離剤が乾いてしまうと落とす時にけっこうな力がいります。
また、あまり長時間塗ったままだと床材が傷んでしまうので少しずつ効率的に作業していきましょう。
基本的に次の手順を繰り返していきます。
- 剥離剤をハケでたっぷり塗って5分ほど置く。
- 表面がドロドロしてきたら、スクレーパーやブラシでワックスを取り除く。
- 剥離剤が残らないように何度も水拭きする。
剥離剤は表面に残ってしまうとあとでフローリングワックスを塗った時に定着しにくくなるので、しっかり水拭きして完全に拭き取ってください。
すべてキレイに落ちたらあとはしっかり乾燥させて終了です。
まとめ
さて、いかがだったでしょうか。
フローリングワックスの落とし方って、多少時間はかかるものの思ったより意外と簡単ですよね。
ここで最後に、ポイントを整理しておきたいと思います。
- フローリングワックスを塗り直す前には1度しっかり落としてから!
- 剥離剤はご自宅の床材に合っているか確かめる。
- 剥離剤はケチらずたっぷり塗る。
- ブラシやスクレーパーできちんとワックスを取り除く。
- 仕上げの水拭きは剥離剤が残らないようにしっかりと!
- 作業後は完全に乾かす。
これからワックスを塗り直すという方は参考になさってください。