空気清浄機、お掃除してますか?
取扱説明書にはフィルター別に、
1ヶ月に1回、2週間に1回などと掃除すべき頻度が書かれていますが、
なんだか面倒だし、全然掃除していない…という方も多いかと思います。
でも、お掃除は、やってみると意外と簡単!
今回は空気清浄機のお掃除を重曹を使って
掃除する方法について、お教えします。
空気清浄機を重曹で落とせる汚れは?
重曹は油汚れを落とすのが得意です。
研磨作用・消臭作用も期待できます。
なお、よく販売されている重曹には食用・工業用(掃除用)の2種類がありますが、
お掃除に使うのは食用でも大丈夫です。
重曹を使う際の注意点としては
『水に溶けにくい』という点があります。
スプレー容器に入れて使用すると、詰まってしまうこともあるようです。
気になる方は
つけ置き洗いや、雑巾に重曹水を含ませて拭くといった使い方、
重曹沸騰水の使用がおすすめです。
重曹水の作り方
使用するのは、重曹と水のみです。
水1リットルに対し、重曹大さじ3を入れて、
溶けるまでよくかき混ぜます。
作った重曹水は空気清浄機以外のお掃除にも使えますが、
あまり作り置きはせず、作ってから1週間以内には使い切るようにしましょう。
重曹沸騰水の作り方
重曹水の洗浄力を上げたいときは、重曹沸騰水を作るのがおすすめです。
重曹沸騰水の作り方は、
まず、大きめの鍋(アルミ製は使用不可)に水を沸騰させます。
沸騰したら、火を弱めます。
次に、鍋に重曹を少しずつ入れていきます。
重曹の分量は、水1リットルに対して、重曹大さじ4の割合です。
[char no=”1″ char=”リュウジ”]たくさん泡が出るので、必ず大きな鍋を使い、重曹は少しずつ入れましょう。[/char]
泡が全て消えたら、重曹が溶けきった合図です。
火を止めます。
すぐ使いたい場合は、お風呂くらいの温度(40度くらい)まで冷ましてから、お掃除に使用します。
常温まで冷ましてからの使用もOKです。
重曹を加熱すると、炭酸ナトリウムに熱分解し、
弱アルカリ性からアルカリ性に変化します。
アルカリ性が強くなることによって、
酸性の汚れを中和・分解する力が強くなり、
洗浄力もアップするのです。
空気清浄機のお掃除にも利用できるので、
ぜひ使ってみてください。
重曹でフィルターのお手入れ
空気清浄機のフィルターをお掃除する際は、
水洗いできるのかどうか、取扱説明書を読んで確認してから、掃除しましょう。
水洗いできない空気清浄機フィルターの場合
掃除機でホコリを吸い取り、
日陰の風通しの良い場所に干して、臭いを取ります。
水洗いできる空気清浄機フィルターの場合
掃除機でホコリを取った後、
重曹水(重曹沸騰水)に30分ほどつけ置きをします。
つけ置きをしたら、ハブラシなどでそっと汚れをこすり、
汚れと残った重曹を水で洗い流します。
その後、よく乾燥させます。
重曹が残っていると、
乾燥させたときに白くなってしまうので注意しましょう。
また、加湿フィルターに付着しているカルキは
重曹水では落とすことができません。
クエン酸を使用して、つけ置き洗いをしましょう。
重曹でフィルター以外の空気清浄機のお手入れ
空気清浄機のフィルター以外の部分も、
重曹水でお手入れ可能です。
柔らかい布に重曹水を含ませて絞り、
汚れている部分を拭いていきます。
重曹水で拭いた後は乾拭きをして、
汚れと重曹水を拭き取ります。
取り外せるパーツは取り外してお手入れします。
操作ボタンの周辺など、外側も忘れずに拭きましょう。
水洗い可能なパーツならば、つけ置き洗いもできます。
給水トレイなどはカビが生えていることもあるので、
綿棒なども使って念入りに、お掃除しましょう。
まとめ
重曹は100円ショップでも買えるので、
手軽に試すことができます。
空気清浄機の掃除を重曹で行って
もっときれいな空気で気持ち良く生活できると良いですね。