気持ちを新たに新居へお引っ越し♪
古くなった家からキレイな家へ住むとなるとなんだかワクワクしてくるものです。
ただ忘れてはいけないのが、退去時のお部屋の掃除。退去後には、どうせクリーニングやリフォームしたりするんだから、入居時ばりにキレイにしなくでも大丈夫でしょ?
こんな考えの方も少なくないはずです。
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しかし、退去時のお部屋の汚れ具合によっては、戻ってくるはずの敷金がマイナスになる事も・・。
そんな事にならないように、できる限り自分の力で、お世話になったお家をキレイにお掃除しておきましょう。
今回は引っ越し時の掃除のコツを、いくつかご紹介していきます。
原状回復で敷金を取り戻す!そのボーダーラインとは?
原状回復とは、入居時の状態に戻すという事。
ただ、なかなか入居前の状態に戻すのは難しいですよね。
お掃除に取り掛かる前に、どこからどこまでキレイにすればいいのか、そのボーダーラインを少しみていきましょう。
貸主負担のもの
・フローリングのワックスがけ
・日照、建物構造欠陥による雨漏りでなとで発生したフローリングの色落ち
・家具設置による床、カーペットのへこみ、設置跡
・壁に貼ったポスターや絵画の跡
・壁などの画びょう、ピンなどの穴
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借主負担のもの
・フローリングの色落ち(借主の不注意によるもの)
・キャスター付きイス等によるフローリングのキズ、へこみ
・カーペットに飲み物等をこぼしたことによるシミ
・冷蔵庫下のサビ跡り
・壁などのクギ穴、ネジ穴(重量物を掛けるために空けたもの等)
・タバコによるヤニで部屋全体のクロスが変色し臭いが染みついているケース
・台所の油汚れり
・ペットによる柱などのキズ
・風呂、トイレ、洗面台の水垢、カビなど
このように普通に生活していてついてしまったキズや汚れなどは、最低限きれいにお掃除しないといけないんです。
引っ越しの際のお部屋掃除のコツ掃除する場所を決めて、計画的に進めていきましょう。
油よごれやカ一ペットのシミなど、なかなか落とせない汚れも、コツがわかれば簡単に落とせることがあるので参考にしてみて下さいね。
引っ越し掃除のやり方、コツ
1 キッチン
家の中で1番厄介なのが、油よごれがしみついてしまっているキッチン。
先にフローリング床の掃除をしてしまうと、せっかくピカピカになった床も油がくっついてしまっては話になりません。
まずはここからやっていきましょう。
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ガスコンロや換気扇のべっとり油はつけ置きが有効!
熱いお湯に重曹を溶かし、しばらく放置した後、歯ブラシなどでこすると油もキレイに落ちます。
ガスコンロ置き場は重曹を撒き、その上に濡らしたキッチンペーパーを覆うようにかぶせます。
時間を置いてからキッチンペーパーごと、ふき取ってください。
シンク周りや水道の蛇口は、重曹でもキレイになりますが、メラミンスポンジを使えば水を少し含ませるだけて簡単にピカピカになるのでおすすめですよ。 洗剤いらずで簡単にキッチン周りをピカピカにする事が出来ます!
棚の中に調味料など、物を残していませんか?そのままだと処分のために料金が発生する場合があるので事前にしっかりチェックしておきましょう。
2 お風呂
お風呂の水あかやカビ汚れもしっかり落としておきましょう。
水あかなどは、浴室用洗剤でこすると簡単に落とせます。
カビ取りの際には専用のカビ取り剤を使用するので、ある程度の汚れは落としておき、浴室をしっかりと乾燥させておきましょう。
浴室の壁やタイルに水が残っていると、カビ取り剤の効果が薄れてしまうので、お風呂掃除は2回に分けて行う事がコツ!
それと、浴室の排水溝もチェックしておく事!
髪の毛がついている場合はキチンと取っておきます。
頑固なカビは、専用のカビ取り剤をかけた上に、キッチンペーパーで湿布して浸け置き!時間が経ったら洗い流します。
3 トイレ
トイレ掃除で見落としがちなのが便器の裏!
で、しっかりと汚れを拭き取っておきます。
また便器の中はクエン酸水やお酢をスプレーし、スポンジでこするとピカピカに。
落ちにくい汚れは、トイレットペーパーをあて、湿布するように上からスプレーして浸け置きすれば汚れが落ちやすくなりますよ。
トイレットペーパーホルダーやタンクの蛇口などもピカピカにしておくと、トイレ全体がキレイに見えます。
4 フローリング
重たい荷物などを引きずってしまった時についてしまったキズは、意外と目立ってしまいます。
あまりにも深いキズでなければ、ホームセンターで販売している床専用のクレヨンを暖めて柔らかくし、キズに塗り込めば補修OK!
また、フローリングの汚れは、最初から水拭きをするのではなく、先にフローリング用のモップやワイパーなどでホコリを取り除いておく事がポイント!
ホコリが残っているまま水拭きをしてしまうと水を吸ったホコリが床に張り付いて、乾いた後に汚れて見えてしまうので注意!
5 カーペット
カーペットにくっついた髪の毛やホコリなど、掃除機ではなかなか取れないのでコロコロローラーを使って徹底的に取り除きます。
次にカーペットに染み付いたシミ落とし。
コーヒーやジュースなどの水性のシミは、洗剤を使わずに取る事が出来ます。
水で濡らした歯ブラシや雑巾で、トントンたたきながら落としていきます。
カレーなどの油性のシミには、台所用洗剤が効果的。
洗剤をシミに直接つけ、当て布をしてから、濡らした歯ブラシでたたき込んでいきます。
シミが取れたら、水で濡らした布で洗剤を落としていきましょう。
6 壁
壁に空けてしまったクギなどの穴は、ホームセンターなどで売っているシール材やパテなどを使えば穴埋めできます。
ただ、補修が難しいので不動産会社や管理人さんに相談してみるといいですね。
クレヨンなどの壁の落書きは、落書きの上に布を当て、その上から低温に設定したアイロンをしばらく押し当てておくと、溶け出した油分が布に移るので、中性洗剤をなじませ水拭き。
油性マジックの場合は落ちにくいし、無理に強い薬剤を使ってしまうと色落ちの原因となってしまうので注意が必要です。
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壁に染み付いたタバコのヤニや匂いは、なかなか落とす事が出来ないので、まるごと壁紙を張り替えないといけない場合もあります。
また、飼っていたペットによる壁のひっかき傷は、ペット可能なお部屋であれば修復も不要となる場合もあるので、不動産会社に問い合わせて納得のいくまで相談してみる事も大切ですね。
まとめ
引越し掃除のコツは、出きるだけ上から下へ。
1番汚れの目立つキッチン周りを始めにお掃除する事で、フローリングや床の二度拭きも不要です。
意外と洗剤いらずで簡単に汚れを落とせてしまう箇所が多いので、是非参考にしてみて下さいね。
お世話になったお部屋をキレイにして、気持ち良く新居へお引っ越ししましょう^^