つい、キッチンパネルを焦がしてしまった!
うっかりよくあることですよね。
慌ててしまいがちですが、冷静に対応しましょう。
キッチンパネルの焦げは、身近にあるもので落とすことができます。
焦げが酸性の汚れなので、アルカリ性の洗剤を使います。
これは反対の性質をもつ洗剤を使うことによって、
洗剤で汚れを中和させ、分解される作用があります。
そこで今回は
・キッチンパネルについてしまった焦げの落とし方は?
・キッチンパネルについてしまった焦げの補修方法は?
・賃貸物件でキッチンパネルの焦げは請求される?
について紹介していきます。
キッチンパネルについてしまった焦げの落とし方は?
一番簡単なのは専用の洗剤を使うことです、
「キッチンマジックリン」などですね。
これを焦げの部分に吹きつけて、
数分待ってから雑巾やいらない布などで拭き取ります。
軽い焦げならこれで落ちるはすです。
また「激落ちくん」などのメラニンスポンジも焦げに効きます。
軽く濡らしてから焦げの部分を擦ってみるのもひとつの方法です。
これでもダメなら重曹を使ってみましょう。
重曹はお掃除だけでなく、ベーキングパウダーとしてお菓子を膨らませるのに
つかったりと万能なので、キッチンに常備しておくことをおすすめします。
まずお湯1リットルに対して、重曹大さじ2杯を溶かします。
この時のポイントは水ではなく、お湯に溶かすことです。
熱で汚れが緩む上、重曹は高温になる程汚れの分解能力が高まります。
お湯にしっかり重曹をとかしたら、
雑巾にたっぷりと含ませて焦げてしまって部分をパックするように置きます。
水分が蒸発しないように上からラップするのもいいでしょう。
数十分経ったら、外してみてください。
きっと焦げが浮いてきているはずです。
キッチンパネルを傷つけないように気を付けながら、
擦るように焦げをとっていきましょう。
最後に残った重曹を取り除くために水拭きをすれば、完了です。
キッチンパネルについてしまった焦げの補修方法は?
通常の焦げとはいえないレベルの焦げの場合、
まったく歯がたたないレベルの焦げの場合はどうしたらいいでしょうか?
この場合、キッチンパネルの素材によって変わってきます。
キッチンパネルの素材として一番多く使われていることの多い、
メラミン不燃化粧板の場合は、研磨剤で焦げ部分を削り取るという方法もあります。
ただし多少の傷がついてしまうことは避けられません。
アルミやステンレス製の場合は、傷だらけになってしまうので、
研磨するのはやめたほうが賢明です。
先にご紹介した焦げの落とし方を繰り返すか、どちらかですね。
補修レベルになってくると、我々素人の手には負えないこともあるので、
専門の業者に依頼するのもひとつの方法です。
業者の業務用洗剤なら焦げが落ちる、ということもよくあります。
できればそこまでの一大事にならないように、大事にキッチンは使いましょう。
賃貸物件でキッチンパネルの焦げは請求される?
マンションやアパートなどの賃貸物件の場合、
気になるのは退去するときにキッチンパネルの焦げの修理代を請求されたり、
敷金・礼金が戻らないのか?ということですよね。
基本的な考え方としては、経年劣化や自然消耗による劣化や消耗については請求されません。
つまり、常識的な使い方の範囲の焦げならば、
自然消耗とみなされて請求される可能性が低いと思います。
しかし故意による焦げ……ということはあまりないと思いますが、
あまりに損傷度が高い場合は修理費用を請求される可能性がないとは言い切れません。
一番いいのは、焦がしてしまったときにすぐに対応すること。
焦げは放置すればするほど、とれにくくなってきます。
賃貸物件はキレイに使うように心掛けましょう。
できればキッチンを使う度に毎回掃除するのが理想的ですね。
キッチンパネルについてしまった焦げのまとめ
ここまでで
・キッチンパネルについてしまった焦げの落とし方は?
・キッチンパネルについてしまった焦げの補修方法は?
・賃貸物件でキッチンパネルの焦げは請求される?
について紹介してきました。
つい慌てて擦ってしまいがりな、キッチンパネルの焦げですが、
落ち着いてゆっくり処理すれば元通りになります。
万一、焦がしてしまった際は落ち着いて対応してくださいね。