ちょっとメモを貼り付けたり、破れた紙をつなぎ合わせたり、
子供の工作に使ったり…
セロテープを使う機会って結構ありますよね。
子育て中の我が家では、子供が描いた絵を、
セロテープで窓や壁に貼ることも多いのですが、
後から剥がす時にいつも苦労しています。
慎重に剥がしたつもりでも、跡が残ってしまうこともしばしば。
そんなセロテープの跡の、上手な消し方ってあるんでしょうか?
そこで、
・セロテープの跡はなぜ残る?
・「消す」と言えば消しゴム!セロテープの跡も消せる?
・ハンドクリームでなぞるとセロテープの跡が消える?
について説明致します。
ちなみに、後半ではセロテープのきれいな剥がし方の動画を掲載しています。
セロテープの跡はなぜ残る?
そもそもセロテープを剥がした後に、
セロテープの跡が残ってしまうのはなぜでしょうか。
それは、対象物に貼り付いた粘着剤が、剥がれずに残っているからです。
テープを貼ってから経過した時間によって、
固まったり、粘着力が弱まったりしますが、
セロテープの跡の正体は、セロハンの裏面に着いていた粘着剤です。
消しゴムでセロテープの跡も消せる?
セロテープの跡を消したいとき、
身近にある消しゴムで消してみる方法があります。
先述の通り、セロテープの跡は粘着剤ですが、
その粘着剤は天然ゴムから出来ています。
消しゴムで消す作業はつまり、ゴム同士を擦り合わせていることになるので、
対象物に残っていた粘着剤は、消しゴムカスと化し、セロテープの跡はキレイに消えます。
後は消しカスの掃除をするだけです。
特別な薬品ではなく、消しゴムですので、
窓ガラスや鏡、テーブルや棚、ドアノブや金属製のもの、
あらゆる対象物に使える方法です。
何と革製品にも使えるんです。
ただ、消しカスが内部に入ると困るので、
パソコンなど精密機器が対象の際は、注意が必要ですね。
ハンドクリームでなぞるとセロテープの跡が消える?
消しゴムと同じくらい身近にある、
ハンドクリームでもセロテープの跡を消すことができます。
ハンドクリームに含まれる油分と、
セロテープの粘着剤が反応するのが理由だとか。
手指に何らかの油分が付着している状態でセロテープを使う時、
うっかり裏側を触ってしまって、粘着力が無くなってしまった経験、ありませんか?
それと同じ現象ですね。
対象物に残っているセロテープの跡を、
ハンドクリームを塗った指でなぞると、
セロテープの跡が見えなくなります。
ハンドクリームの油分で、対象物がベタつく可能性があるので、
仕上げに拭き掃除をするといいかもしれません。
まとめ
セロテープの跡が残ってしまったら、
まずは消しゴムで消してみるといいのがわかりました。
でも対象物によっては消しゴムを使うのは控えた方がいいものもあります。
消しカスが入り込むのが気になる精密機器や、
紙製の壁紙クロスなど、摩擦に弱い素材には消しゴムはおススメしません。
そんな場合は、セロテープの跡を消すのではなく、
キレイに剥がし取る方法を試してみるのもいいかもしれません。