皆さんのお宅には、「ぞうきん」が何枚ありますでしょうか。
90年代くらいからだったと思いますが、
お掃除にウェットティッシュタイプの使い捨てシートを利用するお宅が増えました。
汚れをとって、そのまま捨てられるというのは便利で画期的です。
殆ど布雑巾にとってかわった、と思えた時期もありました。
ですが、
「掃除に使って、そのままゴミになるようなものにお金をかけるというのは、どうなのか…」
と考える節約家の方。
あるいは
「ゴミを増やしているようなものでは?」
と感じるエコロジストの方には、やはり布製のクラシック雑巾は手放せない存在だと思います。
どんな布雑巾を使用するの?
ところで古いタオルに真ん中×字・周囲の□と、
糸目を作って仕上げるいわゆる布雑巾。
小学校に提出した思い出のある人も多いと思いますが、
これは作るのも大変な上、実は不潔になりやすいのです。
一生懸命お裁縫をして仕上げる時間とエネルギーを、
できればお掃除の時間本体に向けましょう。
古いシーツや木綿衣類など、一枚布のコットン生地
なら切るだけで十分雑巾になるのです。
自分の使いやすい大きさに折って使用し、
使用後は大まかな埃やごみをとって、洗濯機に入れるだけ。
薄いものならすぐ乾くので衛生的です。
また、汚れのひどい場合は使い捨てシート同様、
容赦なくゴミとして捨てることができます。
台所や洗面所など、「ちょっとした汚れを始末したい」
と頻繁に思うような場所に、何枚か置いておくととても便利です。