たまに主婦の間などで盛り上げる話題が、
「毎日掃除してる?」。
毎日している人が鬼の首をとったように勝ち誇り、
週に一度の人は言葉少なにしている、
なんて構図のシチュエーションがよくあります。
何となく、毎日している主婦の方が家事に打ちこんでいて偉いような気もしますね。
お掃除はどれだけの頻度で?
住まいのお掃除は、できるだけ高い頻度でするのが望ましい、と言うのは本当です。
と言うのは、
毎日している掃除の方が、週に一度の頻度の掃除よりも分量・技量的には楽なのです。
1週間ため込んでしまった汚れやほこりを、一挙に落とすのは手間も時間もかかりますが、一日分の汚れは大したことはありません。
汚れというのは時間が経つほどに
しぶとく、落ちにくくなるものです。
ふわふわとした綿ぼこりでも、
それが積もって油分や水分etcと結合すると非常に厄介になります。
それをかき落とす手間に比べれば、堆積する隙を与えずに、
まめに水拭き等でふき取ってしまった方が楽なのです。
また、同じ分量の作業でも、一挙に2時間連続稼働するのと、
30分ずつ7日間でこなすのでは、後者の方が心身ともに楽に感じますね。
つまり、毎日掃除し頻度の高い人の方が、
週一掃除の人よりも大変さを感じていない、ということです。
ですが、大変なことをしている方が偉い・偉くない…という問題ではなく、
とにかく掃除という作業を楽にこなす工夫をしている方が賢い
というくらいでしょうか。