毎日使うけれどどうしても掃除しにくいものの代表格が、
冷蔵庫ではないでしょうか。
本当は、電源を落としてからドアを全開にし、各棚やポケットなど、
取り外せるパーツは全て中性洗剤で丸洗いしたいものです。
実際、冷蔵庫の中は雑菌が繁殖しやすいので、
食品の衛生面を考える上でもこういったお掃除をちょくちょくするのが理想。
私はある時、医師の指示で週一の掃除を敢行していた
時期があったのですが、これは本当に疲れます。
さらに、私は冷蔵庫内を割とスカスカ状態に保っていても掃除が大変でしたので、
「常に食品がぎちぎち詰まっている状態」の冷蔵庫掃除は相当の難問と言えるでしょう。
段階的に戦略を考えるとして、
まずなるべく、冷蔵している食品の数じたいを減らすことから始めましょう。
そして棚にずいぶん空きが目立ってきたな!と感じたら、
棚からモノを別の棚に移し、その部分を外に出して中性洗剤で水洗い。
お皿洗いの感覚で構いません。
その間に、再び冷蔵庫を開いて、その出した棚部分に当たる層の内部壁を、
中性洗剤を含ませたスポンジで拭きます。
間髪入れずに乾いた布で拭きとり、
乾いた棚を中に納めておしまいです。
一度に全部の棚を掃除しようとすると、大変な作業量になりますので、
ひと棚ずつ小分けにして、サイクル的にお掃除することをお勧めします。
ちなみに私は、このように掃除するのが大変…という理由で、
冷凍庫の速攻霜取り大作戦
冷凍庫のお掃除、どれだけの方が定期的にされているでしょうか?
冷蔵庫同様、頻繁に使いながらもどうしても手が出ない、
台所の『魔境』部分ですね。
最近の冷蔵庫・冷凍庫は本当に優秀になってきているので、
ほとんどメンテナンスがいらないようなものもあるのですが、
そこはやはり機械ですから、時折面倒をみてあげる必要があります。
さて冷凍庫ですが、冷蔵庫同様、
定期的に中身を空にし、電源を落として「休ませる」のが効果的です。
その間に冷蔵庫内部をきっちりきれいにし、
冷凍庫は壁のところにできあがった氷の層を取り去る、
いわゆる「霜取り」をするのが理想です。
旅行などに出かける前にこの作業ができれば、
なかなかそうもいきませんね。
そこで「速攻霜取り作戦」です。
冷凍食品がなくなった日が大チャンス。
冷蔵庫の電源を落として、保冷剤を冷蔵室に移します。
あとは冷凍庫の扉を全開にして、
氷の壁が徐々にとけるのを待つばかり。
ある程度とければ、あとは順次はがしていくことができますが、
とけた水がもれるのには注意して下さい。
すっかり霜取りができたら、あとは冷蔵庫同様、
中性洗剤を含ませたスポンジなどで内部を拭き、乾いた布でふきとって終了です。
ものの数時間もかからないので、
冷凍庫の霜は電力負荷を上げてしまう悪者です。
まめに取り除いて、余計な電気代がかかるのを防ぎましょう。