暑くなる前に、新しいエアコンの購入や買い替えを検討されている方もいらっしゃるのではないでしょうか?
近年、エアコンもいろいろな機能を搭載していて、エアコン選びに悩みますよね。
ここでは、いろいろある機能の中でも、自動掃除機能について簡単にまとめてみましたので、エアコン選びや普段のお手入れの参考になさってくださいね。
エアコンの自動掃除機能とは
『エアコンの自動掃除機能』と聞くと、どんなイメージを持ちますか?
もう、奥の奥までピッカピカに掃除してくれそうな気がしてきませんか?
ですが、これは誤解なんです。
実は、エアコン全体を掃除する機能は、今のところ存在しないんですね。
何を自動掃除してくれるかというと、多くの機種はフィルター部分だけ、自動で掃除してくれるんです。
エアコンの自動掃除機能のメリット
エアコンの自動掃除機能は、おおむねフィルターの自動掃除だということはお分かり頂けたと思います。
フィルターの目詰まりは電気代が増える要因になりますし、ひいてはエアコンそのものの寿命を短くする可能性もあります。
ですので、フィルター掃除は、エアコンを使う上で必須であり、頻度としては2週間に1回程度が目安です。
が、エアコンは高い位置に設置されているため、踏み台などが必要だったりして、気軽に掃除しづらいですよね。
自動掃除機能があれば、その頻度を減らすことができるので、これはメリットですよね。
ちなみに、自動掃除機能で集めた埃などの排出の仕方は、大きく分けて、(1)集めた埃などを屋外に排出するタイプ、(2)集めた埃などをダストボックスに溜めるタイプ、の2つになります。
(2)のタイプは、溜まった埃などを定期的に捨てなければなりませんが、それでも自分でフィルター掃除をする負担を減らすことはできますね。
エアコンに自動掃除機能は必要?
では、エアコンの自動掃除機能はあった方がいいんでしょうか。
これは、考え方次第だと思います。
というのも、上に書いた通り、自動掃除機能といってもフィルター掃除に限定されているからです。
つまり、吹き出し口やエアコン内部の掃除は、別途必要だということです。
ここを誤解して、自動掃除機能があるからと掃除をしなければ、エアコン内部にカビや埃がたまり、かえってお部屋に汚れを撒き散らしてしまったりします。
そして、自動掃除機能が付いているために、エアコン内部の掃除をする時の邪魔になるケースもあります。
これらを踏まえたうえで、自動掃除機能が付いていた方がいいかどうかを考えましょう。
個人的には、あったら便利かもしれないけど、それほど必要でもないように思いますが・・・。
まとめ
エアコンの自動掃除機能は、フィルターの自動掃除機能のことです。
エアコンの全てが自動で掃除されるわけではありません。
したがって、自動掃除機能が付いていても、定期的なエアコン掃除は必要です。
その点を誤解することなく、うまく自動掃除機能を利用すれば、エアコン掃除の負担を軽くすることができます。
ただし、エアコン内部の掃除がしにくくなるケースもあるので、メリット・デメリットをよく考えて、購入するかどうか決めてくださいね。
掃除屋さん的にはお掃除機能なしのエアコンをお勧めします。