毎日調理に使うガスコンロ。
普段は余り気にかけないのに、年末の大掃除の時には何が何でもピカピカにしないと!と、謎の気合いが入ります。
全体的に油で汚れてベトベトのコンロの中で、1番手を焼くのが五徳の焦げ付きですよね。
こまめに掃除しておけば良かった、という後悔と共に、中途半端な仕上がりに甘んじる人も多いはず。
そうやって長年蓄積された五徳の焦げ付きは、何とカッターで剥がせるんです。
焦げ付きを剥がす前に油を落とす
五徳には擦っても擦っても取れないしつこい焦げ付き以外に、表面の油汚れも付着しています。
まずはベタベタした油汚れを落とします。
油汚れにはアルカリ性の洗剤が効果的です。
キッチン周りの掃除に活躍する重曹などを使用してください。
つけ置き洗いや煮沸で、油汚れを取り除いてください。
カッターを使って焦げ付きを剥がしてみる
油汚れがある程度落ちたら、いよいよカッターの出番です。
カッターは刃物ですので、怪我をしないよう細心の注意を払って作業してください。
五徳の表面は、焦げ付きで凸凹になっていますが、元は平らでツルツルだったはず。
カッターの刃を五徳の表面に平行になるように当て、焦げ付きと元の面の間をカリカリと剥がしていきます。
力を入れ過ぎると五徳に傷がついたり、逆にカッターの刃が折れてしまう危険もあるので、力を抜いて剥がしていきます。
うまく隙間に刃が当たると、面白いくらいにペリっと焦げ付きが剥がれます。
コツを掴めばサクサクと作業できるので、ペリっと剥がれるのが気持ちよく、だんだん楽しくなってきますよ。
剥がれた焦げ付きが飛び散るので、古新聞などを敷いて作業するのがいいですね。
手指を保護したり、スス汚れを防ぐための軍手も忘れずに。
まとめ
洗剤やクレンザーでひたすら磨いていた五徳の焦げ付きは、カッターを使うことで剥がすことができます。
カッター以外にも、マイナスドライバーや金属ヘラも同様に使えます。
ハウスクリーニングのプロも使うこの技、次の大掃除にぜひ試してみてください。