と、そのまま放っておいてる方もいるのではないでしょうか。
特に賃貸住宅だと敷金の返金にも大きく関わってくるので不安になりますよね。
消すのに苦労しそうと思われるボールペンの汚れですが、きちんとした落とし方を覚えておけば大丈夫!
今回はボールペンで汚れてしまった壁の落書きの落とし方についてご紹介したいと思います。
Contents
ボールペン汚れの落とし方
ボールペンは、クレヨンやマジックに比べて線が細いので、完全に消すには時間がかかってしまいます。
また、ボールペンにも『水性』と『油性』があり、消し方も異なってくるので、壁に書かれた汚れがどちらのタイプのボールペンなのかをまず初めに調べておきましょう。
水性ボールペンの場合
水性ボールペンの場合はガラスクリーナーが最も汚れ落としに適しています。
壁の汚れた部分にガラスクリーナーつけた綿棒で少しずつ丁寧に拭き取っていきます。
焦ってゴシゴシしてしまうと周りに広がってしまうので、綿棒を細かく動かしながら落としていくのがコツです。
油性ボールペンの場合
油性ボールペンの汚れは、水性に比べ時間が経つほど汚れが落としにくくなります。
なので時間が経ってしまっている汚れを完全に綺麗にするのは至難の業ですが、ボールペンの汚れが多少薄くなる方法はあります。
準備するのはエタノール!
消毒用エタノールで大丈夫ですので、ハンカチや化粧用コットンにつけて、軽く拭き取っていきます。
次に「メラミンスポンジ」に水とクリームクレンザーを含ませて、落書き部分を軽めに何回かこすってみてください。
壁を傷めてしまうので優しくこするようにしましょう。
仕上げに、水で湿らせた歯ブラシにクリームクレンザーをつけ、こすっていきましょう。
最後は必ず水拭きをして、洗剤を残さないようにして下さい。
ボールペン汚れの落とし方!最終手段は漂白剤
先ほども説明しましたが、油性ボールペンの汚れ落としはとっても厄介です。
なので上記の方法で効果がみられなかった場合は最終手段として『塩素系漂白剤』を使ってみて下さい。
※壁の色が白色の場合のみ
塩素系漂白剤を水で薄め、歯ブラシにつけて軽めにこすります。
その後キッチンペーパーで上からパックして5~10分ほど放置します。
時間が経ったら雑巾やタオルでしっかり水拭きすると、汚れも薄くなりますよ。
一度で落ちなかった場合は、何度か同じ作業を繰り返すか、何日かに分けて根気よく掃除してみて下さい。
漂白剤を使うときは必ず換気をしましょう。
ボールペン汚れに適さないもの
早く壁の汚れを落としたいと焦ってしまって、色んなものを使って落とすのは避けましょう。
ちなみにボールペン汚れ、特に油性ボールペンを落とす際に不向きなものは、オイル・ベンジン・シンナー類などです。
オイル(ベビーオイルやオリーブオイル)は、油に溶ける染料が使われていますが、壁の素材が吸収性のあるものだと油染みなどが出来てしまって逆に汚れが目立つようになってしまいます。
また、ベンジンやシンナー類の場合は壁の素材に吸収性が無く、耐久性の強い物でなければNGです。
ボールペンなど油性の汚れは落ちますが、壁紙が剥がれてしまう可能性があるのでおすすめできません。
壁がボロボロになってしまっては元も子もありませんよね。
ボールペン汚れの正しい落とし方!壁の落書きもさよなら♪まとめ
今回は壁に付いてしまったボールペン汚れの落とし方についてご紹介しましたが、参考になりましたでしょうか。
小さな子供がいると壁やカーペットに落書きされるのは避けて通れないですよね。
あやまって子供が汚してしまっても、冷静になって地道にお掃除してみて下さい。
注意点さえ守ればきっと効果は得られるはずですよ!