花粉・ハウスダスト対策などに大活躍の空気清浄機。
でも、タバコの臭いがついてしまって取れない
もう、フィルター交換か、空気清浄機自体を買い替えるしかないのか…
と、諦めていませんか。
諦める前に、フィルターを掃除してみましょう!
洗浄剤や掃除方法を工夫すれば、臭いが取れる可能性が高いですよ。
空気清浄機のフィルターについて
フィルターには、いくつかの種類があります。
例えば、
大きめのホコリを取り除く『プレフィルター』
もっと小さなチリなどを取り除く『集塵フィルター』
臭いを取るための『脱臭フィルター』
空気に潤いを与える『加湿フィルター』などです。
メーカーや機種によって使用されるフィルターは異なり、
さらに、水洗いできるフィルター・できないフィルターが存在します。
空気清浄機の取扱説明書をよく読んで、適切なお掃除をするようにしましょう。
まずは脱臭フィルターの掃除
タバコの臭いが気になるとき、まず疑わしいのは脱臭フィルターです。
脱臭フィルターを取り外して、掃除してみましょう。
脱臭フィルターは、多くの製品で水洗いできません。
その場合は、掃除機でフィルターについたホコリを吸い取り、1日程度、陰干しします。
水洗い可能なフィルターの場合は、シャワーで汚れを洗い流します。
それでも臭いが取れなければ、ウーロン茶にフィルターを漬け置きすると
ウーロン茶に含まれるカテキンの作用で、消臭されます。
また、タバコのヤニが気になる場合は、
水1リットルに対して、重曹大さじ3杯を溶かした水に
フィルターを漬け置きしても良いです。
30分ほど漬け置きしたら、シャワーで汚れを洗い流します。
そして、風通しの良い日陰でしっかり乾燥させてから、
空気清浄機にセットしましょう。
他のフィルターも掃除してみよう
脱臭フィルターを掃除してもタバコの臭いが消えなければ、
他のフィルターも、脱臭フィルターと同じ要領で掃除をします。
水洗い可能かどうか、取扱説明書で確認してから、掃除しましょう。
加湿フィルターはカルキが白くこびりついていることがあります。
その際はクエン酸を溶かした水で、漬け置き洗いをすると良いです。
また、空気清浄機本体にタバコの臭いがついてしまっているケースも考えられます。
その場合は、取り外せるパーツがあれば取り外して掃除します。
掃除機などでホコリを落とし、
重曹水(水1リットルに重曹大さじ3を溶かす)を
含ませた雑巾で汚れを拭き取りましょう。
まとめ
最近の空気清浄機のフィルターは、頻繁に買い替えずに済むものが多くなってきました。
しかし、それも適切なお手入れができてこそ。
せっかく購入した空気清浄機です。
タバコの臭いも掃除して、大切に、長く使ってくださいね。