お風呂に入っていてふと気づくと出来ている湯垢。
ちょっと油断しているといつの間にかこびりついて取れませんよね。
なかなか汚れが落ちなくて諦めかけているあなたに、その面倒な湯垢が簡単に落とせる方法から防止策までご紹介しましょう。
水垢とは全くの別物!湯垢の正体とは?
「水垢」と「湯垢」って似ているけど性質はまったく違います。
「水垢」は主に水道水に含まれるマグネシウムやカルシウムなどのミネラルが原因ですが、「湯垢」は水垢に加え皮脂や洗剤の残りが集まったものなんです。
「水垢」はアルカリ性、「湯垢」は酸性の性質を持っています。
以上の事を見ても、湯垢は水垢よりも強敵!
ですが、その汚れを落とすにはきちんと手順を踏めば大丈夫です。
力いらずでツルツル!湯垢の効率的な落とし方
まず、下記のものを用意して下さい。
- 中性洗剤(バスマジックリンや食器用洗剤など)
- 重曹(粉タイプ)
- スポンジ(出来るだけ目が詰まったものが良いです)
- ブラシ(歯ブラシなど傷がつきにくいものを使いましょう)
- 「ジフ」やお風呂用のクレンザー(こちらはあると便利です)
お掃除の手順は下記の通りです。
①湯垢に中性洗剤をかける。
②2〜3分待つ(こすらずぐっと我慢!)
③中性洗剤をかけた部分に重曹をふりかけなじませます。
④スポンジや歯ブラシなどを使ってこすります。
※この時重曹が研磨剤の役割をするので、キズがついていないか様子を見ながら作業しましょう。
⑤しっかりすすぎます。
重曹が残りやすいのでくまなく洗い流して下さい。
これでお掃除完了です。
これでは落ちにくい場合は?
クレンザー + 重曹もオススメです。
ザラザラを完璧に落としたい時は?
クエン酸水を使うと効果が期待できます。
クエン酸は百均などで粉タイプが売っています。
作り方は水200mlにクエン酸を小さじ1杯程度入れて混ぜます。
(商品にもよるので説明書を見てくださいね)
スプレーボトルに入れると使いやすいですね。
お掃除の手順は下記の通りです。
①湯垢の気になる部分にキッチンペーパーをあて、クエン酸水を吹きかけます。
②2時間ほど放置します。
※材質によっては合わない場合もあるので、時々変色などしていないか確認しましょう!
③貼り付けたキッチンペーパーでそのまま汚れを擦り落とします。
④しっかりすすぎましょう。
洗剤よりもクエン酸の方が成分としては安心ですね。
ですが、肌あれが気になる時は必ず手袋をしましょう。
お風呂をきれいに保つために湯垢の発生防止策をご紹介!
お掃除ですっかりきれいになっても、すぐについてしまう湯垢。
厄介な湯垢を簡単に防止出来る方法をお教えします。
まずはなんといっても汚れが溜まる前に落とすのが最善!
とはいえ、毎日のお掃除も大変ですよね。
そこで私がいつも実践している方法をご紹介します。
まず入浴後、お風呂を出る時に浴槽の残り湯を抜きます。
お湯が抜けきったらシャワーですすぎます。
この時触ってみて気になるようならアクリルたわしなどですぐに擦って落としてしまいます。
終わったら換気扇をまわして、可能なら水滴を拭き取りしっかり浴室を乾燥させます。
あとはなるべく早めを心がけていつものお風呂掃除をするだけです。
我が家ではこれだけで半年以上湯垢知らずですよ。
(6)まとめ
湯垢の落とし方はご理解いただけたでしょうか。
1度で落ちきらなければ何回かやってみてしっかり汚れを落としてしまいましょう。
あとのお手入れがぐんと楽になりますよ。