入院生活のお掃除で学んだ事

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私は幸いなことに、大きな病気やケガをしたことが殆どなく、
入院したのも出産時だけです。

その短い入院生活の間、

『他の人に自分の空間の掃除をしてもらう』
という貴重な経験をしました。

他の人に自分の空間を掃除してもらう

たまたま空きがあって小さな個室に入れてもらったのですが、
毎朝決まった時間に掃除の方が来てくれます。

挨拶をしてから床をT字ほうきでささーっと掃き、
間髪を入れずにモップで同じ経路をたどります。

「はい、お邪魔しましたー」と出て行くまで、

実に1分もかかっていなかったと思います。

最初は何があったのかわからず、
「廊下に何か取りに行って、また帰ってくるのかしら?」と待っていました。

…が何も起こらないので、

「えー!掃除、これで終わりなの?」と驚愕してしまったのです。

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スピード重視のお掃除

確かに、何十もある部屋の掃除をこなしていかなければならないのですから、
こういったプロのお掃除は、まさに容赦のないスピードと効率で行われていきます。

自分はプロではなく、自宅というプライベート空間を
掃除・管理するわけですから全て真似することはできません。、

ですが、効率やスピードというのは、
掃除の持続性を考える上でとても有効だと思うのです。

例えば、忙しい日が続く中でもこういったスピード重視の掃除をまめにできれば、
週末に家の中がカオスなのに気がついた…という事態は避けられるでしょう。

他の人のお掃除を見ることは、
自分が普段している掃除と比べる機会であり、とても有用な経験です。

先入観や偏見は横に置いて、ぜひ多くの物を学び取りたいものです。

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