ゆっくりと動きながら腕や足などといった様々な筋肉を使う掃除は、有酸素運動を行っているのと同じ効果が期待できるんです。
ダイエット目的でウォーキングやサイクリングするのであれば、毎日の掃除で効率良くシェイプアップしたいと思いませんか?
そこで、有酸素運動の効果を高める掃除のやり方についてご紹介していきたいと思います。
有酸素運動とは?
普段何気なくしている掃除は、結構エネルギーを消費しているんです。
雑巾がけやお風呂掃除などは、そこまでハードな動きをしなくても良いですし、短時間で終わらすことができます。
有酸素運動というのは、軽めのウォーキングをすることによって、血流が良くなり、基礎代謝や新陳代謝、脂肪燃焼といった効果が得られるものです。
さらに有酸素運動は、10分から15分で効果が現れるといったメリットもあります。
掃除と有酸素運動の関係
家の中の掃除というのは、動きもそこまでハードではありません。
雑巾がけを一時間本気で取り組んだ場合は話しは別ですが、家事の一環として行う掃除は、わりと小さな動きのものが多いです。
有酸素運動も筋肉に大きな付加をかけなくても、エネルギーを消費してくれるので、その点は掃除と似ている野ではないかと思います。
小さな動きでも、筋肉を使うということは、それだけ基礎代謝や新陳代謝がアップしているということ!
代謝が上がると体も温まってきますし、免疫力も上がってきます。
健康的な体作りが、まさか普段の掃除で手に入れることが出来るのは嬉しいですよね。
有酸素運動の効果を高める掃除のやり方
いつも行っている掃除に、ちょっと動きをプラスしたりするだけで、有酸素運動の効果はアップします。
意識するだけで新陳代謝はグンと上がりますよ!
1 足の筋肉を意識しながら掃除機をかけよう
掃除機をかけている時にも有酸素運動を行う事ができます。
掃除機を前に出すと同時に、体重を片足にかけながら前に出すと、普通に掃除機をかけるよりも足の筋肉を使います。
ヒップアップ効果もあるので、リビングなど広い場所を掃除する時に試してみて下さい。
2 洗い物をしながら脂肪燃焼
洗い物をしている時というのは立ちっぱなしの状態ですが、この時にも運動する事は可能なんです。
つま先立ちをしみたり、立ったまま片足を後ろに突き出したりなど、洗い物をしている時でも軽い運動をする事が出来ます。
全身の筋肉を動かす事によって血流も良くなり、むくみ予防にもなるのでおすすめです。
3 動きを増やす
みなさん洗濯物はどのようにして干していますか?
洗濯し終わったものを室内でハンガーに通し、それを干しているという人も少なくないかと思います。
洗濯物をする時の動きを少し増やすだけでも、十分な有酸素運動になります。
洗濯物は外に持って出て、その場でハンガーにかけて物干し竿にかけたり、洗濯カゴを少し遠くの方に置いて歩く回数を増やしたりするのなど、いつものやり方に工夫を加えれば体をしっかり動かす事が出来ます!
洗濯物を畳むときは足を開脚した状態で作業すると、ストレッチ効果も期待出来るので硬くなった筋肉もほぐれますよ。
このように、普段の掃除に少し動きを加えるだけで運動量もアップし、より有酸素運動の効果を高める事が出来ます。
有酸素運動の注意点!
1 水分を摂るようにする
運動を行った後は水分補給を行うのが必須です。
水分をきちんと摂る事で血液もサラサラになり、血液を良くしてくれるので、掃除だからといって水分を取らないというのは危険です。
掃除中でもこまめに水分補給をしながら有酸素運動をプラスした掃除を行いましょう。
2 毎日継続して行う
有酸素運動は続ける事で、その効果を実感する事が出来ます。
掃除中に有酸素運動をする場合でも同じ事。
毎日続けなくては意味がありませんので、掃除をする際には意識して動くと良いでしょう。
初めから様々な動きを掃除にプラスするのではなく、まずは一つの動きに集中してそれを続けてみて下さい。
そうする事で次第に慣れが生じ、体に身に付いてきますよ!
無理をせず、自分に合った動きを加えてみて下さい。
まとめ
ウォーキングやサイクリングなどの有酸素運動をしたくても、忙しくて時間が取れない事もあります。
しかし有酸素運動は、掃除という身近なもの利用して行う事が出来るんです。
掃除をしながら楽しく有酸素運動をすれば、お部屋も体もスッキリしますよ。